"胸を張る"より大切な、"丸い肋骨"の話

「猫背、どうにかしたい」——そう思って胸を張ってみたり、背筋をピンと伸ばしてみたり。肩甲骨をぎゅっと寄せてみたり。
一瞬はキレイに見えるのに、気づけばまた元通り…。実はその"がんばる姿勢"こそ、猫背が治らない理由かもしれません。
《もくじ》
1.そもそも猫背って、"背中が丸い"わけじゃない
2.「胸を張る」「背筋を伸ばす」——その姿勢、逆効果⁈
3.カラダは"動く"ことで成り立っている
4.本当に猫背が改善する姿勢とは?
5.一番大切なのは、"丸い肋骨"
6.呼吸できるカラダは、更年期の味方!
7.猫背改善は、"形づくり"ではなく"動けるカラダづくり"
そもそも猫背って、"背中が丸い"わけじゃない
意外に思われるかもしれませんが、猫背って、背中そのものが丸くなっているとは限りません。
というのも、背中にある背骨は、もともと自然な丸み(カーブ)を持っているのが正常な状態。丸みがあること自体は、悪いことではないんです。
問題は——肩甲骨が上がって、前へ被さっていること。これによって、背骨が本来持っているカーブが必要以上に目立ち、猫背に"見えて"しまうんです。
つまり猫背で修正すべきは、"背中の丸み"そのものではなく、"肩甲骨の位置"。ここを取り違えると、いくら背筋を伸ばしても、いくら胸を張っても、根本には届かないんです。

「胸を張る」「背筋を伸ばす」——その姿勢、逆効果⁈
猫背を治そうと思ったとき、多くの方がやってしまいがちなのが、"胸を張る""背筋を伸ばす"という方法です。肩甲骨を寄せる方も多いですよね。
一瞬キレイに見えるので、「これが良い姿勢なんだ」と思われがちなのですが…実はこれ、猫背改善には逆効果になることがあるんです。
カラダは"動く"ことで成り立っている
私たちのカラダは、歩く・振り向く・座る・物を持つ…"動く"ことで成り立っていますよね。
胸を張る姿勢を無理につくると、
- 背骨や肋骨が固まる
- 呼吸が浅くなる
- 体幹がロックされて動かしづらくなる
その結果、動けば動くほど苦しくなり、猫背は根本からは改善しないのです。
「良い姿勢=ピンと固める」ではなく、むしろ逆。ラクに動けることが、猫背改善の入り口なんです。
本当に猫背が改善する姿勢とは?
それは、形を作ることではなく、全身がしなやかに動ける姿勢のこと。ポイントは3つです。

背骨・肋骨・骨盤が固まっていると、肩甲骨は上がり、猫背になります。

呼吸が浅い人ほど胸郭が固まり、猫背を強めてしまいます。

歩くとき、重心が前に進む構造が整っていると、背中が自然に伸びる"ラクな姿勢"になります。
どれも「がんばって作る」ものではなく、カラダが本来持っている動きを引き出していくイメージです。
一番大切なのは、"丸い肋骨"
猫背を考えるうえで、私が一番のポイントだと捉えているのが、肋骨の"丸み"です。
ここで言う"丸い"は、背中が丸まる猫背のことではありません。肋骨がふっくらと立体的にふくらんでいる状態——本来のカラダが持っている、自然な丸みのことです。

肩甲骨の土台である肋骨がしっかり丸ければ、肩甲骨は自由に動ける。
背中は立体的に見えて、美しい。
曲線のあるカラダこそ、美と健康のポイント。
そして丸い肋骨は、肺や内臓がしっかり働くための土台にもつながっていく。呼吸がしやすく、巡りもスムーズに。綺麗も健康も、同じ場所から引き出していけると考えています。
ところが多くの方は、この肋骨がつぶれてしまっている。だから肩甲骨が前へ被さり、背中が丸く"見える"状態——つまり猫背になっていくんです。
呼吸できるカラダは、更年期の味方!
呼吸がしやすいカラダは、自律神経の働きにもつながっていくと言われています。
心もカラダもゆらぎやすい更年期の時期こそ、"深く呼吸できるカラダ"がとても大切。姿勢を整えることは、見た目だけの話ではないんです。
猫背改善は、"形づくり"ではなく"動けるカラダづくり"
猫背が改善していく姿勢とは、決して「胸を張ること」ではありません。軽くて、ラクで、自然と続けられる姿勢です。
胸を張ってがんばらなくても大丈夫。つぶれた肋骨がふっくらし、動きを取り戻し、全身がしなやかに動けるようになったとき、背中は自然と伸びていきます。
Studio S 国立の骨格コーディネーションでは、"鍛える"のではなく"整える"ことで、あなた本来の姿勢を引き出していきます。今日はその考え方を基に、ご自宅でできる骨格ワークを動画でご紹介します。
まずはここから、お気軽にチャレンジしてみてくださいね。
「一人だとちゃんとできているか不安」
「自分のカラダに合わせて整えたい」
という方へ
快適なカラダは、あなたの一生の財産です。
一緒に、しっかり結果につなげていきましょう。
🎁 LINE限定プレゼント 5日間 骨格リセットプログラム
たるみ・猫背・慢性不調。
その"根本"にアプローチする5日間を、 無料でお届けしています。
Studio S 国立
本来の美と健康を引き出す 骨格コーディネーション
コラムの関連記事
歩くたびに内ももがすれる。それ、脂肪のせいじゃありません。
スカートを履くと、太ももの内側同士がこすれて痛い。
「これって、内ももに脂肪がついてるから……?」
そう思っている方、とても多いです。
でも、ちょっと待ってください。
本当...
ストレートネックと二重アゴ|顔のたるみをつくる「正しい姿勢」の落とし穴
「アゴを引きなさい」
子どもの頃から、そう言われてきた方は多いと思います。
鏡を見て、写真を撮られる直前に、意識してアゴをぐっと引く。
姿勢を良くしようとして、無意識にやってい...
治療しても戻る、背中の痛み。 その繰り返す原因は、骨格のズレ。
そのときは楽になる。でも、しばらくするとまた戻ってくる。
「またか…」そう思いながら、次の予約を取る。
この繰り返しに、心当たりはありませんか?
...



