Studio S
パーソナルトレーナーのshinobuです。
『浮き指』という言葉をご存知でしょうか?
立っている時や歩いている時に、足指が床や靴底につかない、ついていても力が入らない。
そんな状態です。
『外反母趾』や『扁平足』に並ぶ、多くの現代人が悩まされている足の変形のこと。
実は、これが『下半身太り』や『頑固な脚のむくみ』『冷え性』の原因にもなっていたりします。
そして、放っておくとカラダに深刻なトラブルを引き起こすこともあります。
今回は、私がスタジオにお越しくださるお客様にさせていただくことをセルフケアにアレンジして一部ご紹介します。
セルフケアではありますが毎日継続することで効果はありますので、是非チャレンジしてみてくださいね。
《目次》
1 【浮き指放ったらかし】で起こる様々なリスクとは?
2 浮き指チェックしてみましょう!
3 浮き指改善のカギは、筋力より骨のバランス!!
4 浮き指改善セルフケアストレッチをやってみましょう!
1 【浮き指放ったらかし】で起こる様々なリスクとは?
足裏には、立位時に私達のカラダを支えると言う大切な機能があります。
本来ならば、「かかと」「母指球」「小指球」この3点が機能して正常なバランスを保てます。
テーブルなどの4脚は平面でないとグラグラするのに対し、カメラなどの3脚はある程度平面な場所でなくても安定して立つのを思い浮かべて頂ければ、3点で立つことの安定性は納得頂けると思います。
しかし、浮き指の方は「かかと」「母指球と小指球の中間あたり」の2点だけで立ったり歩いたりをしなくてはいけなくなります。その不安定さは、テーブルやカメラの三脚と比べて頂ければ。。。
その不安定さをカバーするために太もも・ふくらはぎ・脛は余計な仕事をしなくてはいけなくなるのでパンパンに張ったり、筋肉でモリモリになってしまったり。。。脚はドンドン負のスパイラルに陥るのです。
また、その不安定さを補うためにカラダの要である背骨も緊張状態に陥りやすくなります。
浮き指はじめとするカラダの歪みは、頭の位置を変化させてバランスをとる傾向があるので『首こり』『肩こり』を発生しやすくします。
首周辺の硬さは、自律神経のバランスも崩しやすくなり不定愁訴を発生させやすくします。
そもそも自律神経のバランスとは、人間本来の当たり前に起こる機能が起こらなくなる状態。血流をはじめカラダの循環が上手くいかなくなり『冷え』『むくみ』を起こしやすくなり、ムキムキパンパン脚や下半身太りを招くのです。
2 浮き指チェックしてみましょう!
ここでは、簡単な浮き指チェック法をご紹介します。
①足裏に「うおのめ」「たこ」もしくは、皮膚が硬く分厚くなってる部分は、ありませんか?
②足の親指を足の甲側に反らしてみた時に、90度以上反ってしまう。
③立った状態で足指の下にハガキなどの紙が差し込める
上記のようなことがあれば浮き指の可能性があります。
3 浮き指改善のカギは、筋力より骨のバランス!!
浮き指が起こる原因としてよく言われるところでは、
・サイズの合わない靴
・ヒールの高い靴
・足裏の筋力低下
・歩き方が悪い
などと言われますが、そもそもこれらが起きるのは日常でのカラダの使い方で骨が歪むことが原因です。
特に私の経験的に意識して行っているのが、踵骨の位置の修正です。
いわゆる「かかと」の骨が「くるぶし」のある方向に寄ってしまっているのと前方にズレてしまっているのが問題です。
そのためにやるべきこととして、
①足首のつまりをとって踵骨を本来あるべき位置に戻してあげること
②浮き指の現場の足指の関節も詰まっているので戻してあげること
大きくは、この2つです。
最後の章では、そのケアを順にご紹介します。
4 浮き指改善セルフケアストレッチをやってみましょう!
では、本日も皆さまにHealth & Happinessを~♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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